非常灯 設置 交換

停電時に避難経路を照らす非常灯

消防隊の救助活動時の照明でもある非常灯の設置・交換・点検は

電気工事士」「建築設備点検資格者」「照明士」「照明コンサルタント

有資格者在籍のひまわり電気設備にお任せください

非常灯の設置

非常用照明は建築基準法によって定められている設備です。

建築基準法施行令 第一二六条の五

前条の非常用の照明装置は、次の各号のいずれかに定める構造としなければならない。
一 次に定める構造とすること。
イ 照明は、直接照明とし、床面において一ルクス以上の照度を確保することができるものとすること。
ロ 照明器具の構造は、火災時において温度が上昇した場合であつても著しく光度が低下しないものとして国土交通大臣が定めた構造方法を用いるものとすること。
ハ 予備電源を設けること。
ニ イからハまでに定めるもののほか、非常の場合の照明を確保するために必要があるものとして国土交通大臣が定めた構造方法を用いるものとすること。

二 火災時において、停電した場合に自動的に点灯し、かつ、避難するまでの間に、当該建築物の室内の温度が上昇した場合にあつても床面において一ルクス以上の照度を確保することができるものとして、国土交通大臣の認定を受けたものとすること。

非常照明として認められるものには、一般社団法人日本照明工業会(JLMA)が規定に適合していることを自主的に評定してJIL適合マークというものをつけています。

このマークがついていない照明は「非常灯」として認められません。また電球も器具専用の電球を装着しなければなりません。

器具にあった電球

器具にあっていない電球

設置場所の条件

・特殊建物
・階数が3以上で延べ床面積が500㎡を超える建築物
・延べ床面積が1000㎡を超える建築物
・無窓の居室を有する建築物

詳しくはこちら

非常灯の交換

器具本体

器具の種類 適正交換時期 耐用の限度
電池内蔵形 8~10年 12年
電源別置形 8~10年 15年
専用形 8~10年 15年
認定マークの色 製造年月日 対策
1970年~2001年5月 器具の交換をお勧めします
2001年6月~2012年3月 点検し不具合が見つかればランプ・蓄電池などの部品交換、器具交換をしてください
2012年4月~2013年3月
2013年4月~2018年3月
2018年4月~

ランプ

使用するランプ 交換時期の目安
直管形蛍光ランプ 1年~2年
コンパクト型蛍光ランプ 約半年~1年
LED光源 メーカーの公表値による

バッテリー

交換の目安:4~6年

 

非常灯の交換工事例

バッテリー交換1

非常灯の種類:バッテリー内蔵 ダウンライト型 白熱灯

作業内容:内蔵バッテリーの交換

交換前 不点灯

バッテリー交換

交換後 正常点灯

器具交換1

非常灯の種類:バッテリー内蔵 露出型 白熱灯

作業内容:本体器具交換

交換前 不点灯

交換中

交換後

器具交換2

非常灯の種類:バッテリー内蔵 露出型 蛍光灯

作業内容:本体器具交換

交換前

交換中

交換後

非常灯の点検

建築設備定期検査での非常用の照明装置の点検はコチラ

照明器具を含む電気設備は「適正交換時期」の8~10年での交換をお勧めします。10年を過ぎた非常灯は外観だけでは判断できない機器の劣化が進んでいますので、安全性の面からも適正交換時期での交換をお勧めします。

●目視確認・・・ ランプの点灯、本体などの外観の汚れを確認

●充電モニタの確認・・・ 充電モニタ(緑色LED)が点灯しているかを確認

●性能確認・・・ 非常用照明器具は30分経過後、 非常点灯しているか再び確認 <非常点灯の性能をチェックする時は、十分(誘導灯 24時間・ 非常用照明器具 48時間)充電したのち常用電源を遮断して非常点灯に切り替えてください>

 点灯の状況 充電モニタ(緑色LED)
点灯 正常
消灯 バッテリーが充電されていない(電池コネクタ外れなど)
点滅(自動点検機能付の場合) 充電時の電池電圧不足 電池寿命

参照:照明工業会https://www.jlma.or.jp

非常灯30分点灯試験の様子

「要是正」判定について

「要是正」判定への対応について

 

 非常灯には、環境・用途に合わせた様々な種類があります。ひまわり電気設備では照明士照明コンサルタント電気工事士建築設備検査員などの資格を持つ有資格者が、環境や用途に合わせた最適な器具を選定し、最適なご提案・施工をするよう心がけております。お気軽にご相談ください。

非常灯の種類(一例)

蓄電池の種類

電池内蔵型 電源別置型

器具の形状

埋込型
露出型

サイズ別の種類

上記は一例です。

ひまわり電気設備では、お客様のご要望・非常灯の使用環境に応じ

照明士・照明コンサルタントが最適な器具を選定し

電気工事士が適切に設置工事・交換工事いたします。

民泊での非常灯

民泊の非常灯設置 承ります。

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